OLDmac ibookの液晶修理。

ibookの液晶、ビネガーシンドローム修理記録。

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2001年モデルのibook。子供用のDVD再生にしか使っていなかったが、ビネガーシンドロームを発症し液晶画面が見えにくくなったため、液晶交換をしてみた。

まずはオークションで液晶が奇麗そうな最安値のibookG4を購入。
本当はG3が良かったが以外に値段が高く、あわよくばG4に乗り換えられるかも...と期待し購入。
初期化がされておらずパスワードさえわかればログイン可能状態。
OS-X起動CDからパスワードを初期化してログインしてみると何やらペンネームらしき情報が少し残っている...。
皆さん、HDDは初期化または破壊してから廃棄しましょうね。

何回か起動しているとマザーボードが逝ってしまい、あえなくパーツ取得用に。

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G4をばらして、ばらして、液晶のみに。比較的簡単
G3をばらして、ばらして、液晶のみに。ちょっと面倒。
上部キーボード側カバーがマザーボードの穴からのネジで固定されていて気が付くまで時間がかかったし、バッテリーの内側にある凹凸が外しにくい。

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液晶を比較するとコネクタの形状とAirMacケーブルなどの長さが異なるので、液晶パネルもすべてばらして、G4の液晶にG3のケーブルをすべてセットし直す。
最初は面倒だったので、適当にG4の液晶用コネクタを削って、差し込んだら問題がないように思えたが、画面にちらつきが起こり、結局はG3用コネクタに変更(ケーブルをG3用にすべて変更)する羽目に。羽目っていうかこれが正しいのです...。

黒がG4、白がG3コネクタ。

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何度も開けたり閉めたりしていると、ケースにネジが埋め込まれているプラが劣化のため崩れ、ネジが絞められなってしまった(素人がやるとダメですね、もう開けたくない)。
ネジが多く、テープ留めも多いので、分解時はA4の紙にネジMAPを書きながら正しく戻せるように注意しながら作業したが、間違っている個所もあると思う。

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起動後の液晶は何の問題もなくまあまあ奇麗。

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かわいい筐体なのでビネガーシンドロームが起こらないよう、液晶は閉めずに保管。